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2007年12月29日

またでた鍋レシピ

前回、大好評をいただいたオリジナル鍋のレシピ。
ご要望にお応えして、早速他のオリジナル鍋をご紹介いたします。

・「鶏そば鍋」
濃縮系の麺つゆを水で薄め、少し濃いめの味のスープを作ります。
お好みで砂糖を加え、甘味をつけてもいけます。
私は唐辛子をいれてピリカラにしますが。
これを鍋にはり、鶏もも肉のぶつ切り、ごぼうを、た~~~っぷり入れて煮込みます。
よく煮えてから白菜や水菜など、お好みの野菜、豆腐などを入れてポン酢などいただきます。
ポイントは全部具を食べてから。
シメは蕎麦。そう、この鍋の具は、蕎麦を食べるスープのダシなのです。あくまでも主役は蕎麦。
材料があれば、鶏の代わりに鴨を使うとまたとても美味しいですよ。

・「豆乳鍋」
豆乳にコンソメ系の顆粒スープの素を少し多めに入れよく混ぜます。
味見をしながら塩で味をととえて下さい。

具は豆腐、水菜を中心に、火の通りやすいものでシンプルに。
豆乳に具を入れて煮るわけですが、注意していただきたいのは、
豆乳はすぐに沸騰しますし、強火だと鍋に焦げついてしまいます。
軽くかき混ぜつつ、中火~弱火を微妙に操りながら具に温まったら、
スリ胡麻をまぶしていただきましょう。
やんわりと心にしみる、優しい味の鍋です。

私の鍋レシピは、いつも、材料もあまり特定してませんし、
味付けも「多めに」とか曖昧な表現ばかりですね(笑)
実は鍋なんて、そうとう妙なことをやっても美味しいものができるんです。
というか、自分の好きなものを好きなだけ入れて食べるのが一番旨い。
それなのに、OOを1カップだとかOOを大さじ1杯とかやっちゃうと、
大勢いる時はどうするの、この材料入れていいの、ってなっちゃいます。
それは、鍋本来の精神に反するものでありまして、全てを母の愛のように包み込む鍋のふところに、
自由な心で飛び込むというのが、鍋の一番の楽しみ方のような気がします。
そのような気持ちで鍋を楽しんでいますと、鍋将軍などというのが実に野暮なものであるような気がしますが、
あれはあれで、最高に鍋を楽しんでいる姿でもあるわけで、
そのような自己中心的な振る舞いさえも包み込む深さが、鍋にはあるのです。

投稿者: ishibashi 日時: 2007年12月29日 17:26 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ

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