スイスウォール社はスイスアルプスの麓にある1953年創業の会社で、中世からの高品質な漆喰の製法を忠実に守るメーカーです。
天然100%漆喰であるスイス漆喰は、スイスアルプスの高純度の石灰石だけを原材料にして、伝統製法で作られるカルシウム純度91%の高品質な漆喰です。その取り組みは、漆喰の製造だけでなく、バウビオロギーという概念を世界に提唱し、安全で健康的な暮らしをもたらすことを啓蒙し続けてきました。


スイス漆喰は、生物のように呼吸をしている素材です。そのため、室内の湿気を吸放湿してくれるので年中を通して快適に過ごしやすい環境を作ることができます。
またそれだけではなく、スイス漆喰は強アルカリ性という特徴があります。
通常の漆喰よりも高いph13という強アルカリ性が、強い酸化還元作用を持ち、有機物や、空気中のウイルス、匂いまでも吸着し分解してくれる力があるのです。
さらにスイス漆喰の持つこれらの効果は、日本の住環境でよく悩みとしてあげられる結露やカビの発生を抑えることができます。 アレルギーやシックハウス、喘息の原因として考えられているのは化学物質だけではなく、カビが大きく影響していると言われています。日本の気候風土を考えるとスイス漆喰のカビを抑える強アルカリ性は家づくりに必須と言っても過言ではないかもしれません。


スイス漆喰は再石灰化という自然のサイクルを持ち合わせている素材です。再石灰化というのは、乾燥した漆喰が空気中の二酸化炭素と反応して、100年かけて元の石灰石へ戻る現象です。また、合成樹脂を使わず、混ぜ物も少ないスイス漆喰はとても強度が強い素材です。
実際にJIS A 6909(建築用仕上塗材)に準じた付着強度試験では、平均1.0N/mm2(塗り壁に必要な強度0.4N/mm2以上)という結果がでており、幅広い建物に安心して使うことができます。 現代の漆喰は割れやすいという点から扱うのが難しい素材でしたが、スイス漆喰は低温で1週間焼き上げているので粒子が非常に細かく均一になることで曲げてもヒビが入らないほど柔軟性を持っている素材です。本物の素材は、正しい製法で作られ、それを正しい施工法で使うことで長く保たれる素材になります。


スイス漆喰は静電気を発生させず埃が舞いづらい空間を作ることもできます。ビニールクロスなどの一般的に壁の仕上げ材として使われているものは基本的に静帯電性があり、静電気を起こすので壁一面に埃が張り付きやすく、人が通るたびに人が通るたびに埃が室内舞ってしまいアレルギーの元にもなりかねません。
そして、塗り壁を使う時に不安になるのはメンテナンスです。「汚れたらどうしよう」「割れたら直せるのか」といったご意見はたくさんいただきます。漆喰の寿命はとても長く、手入れがしやすいため3000年も前から世界各地で使われ続けています。とはいえメンテナンスが不要ということではありません。 汚れたり割れてしまっても簡単に補修することができるのもスイス漆喰の特徴と言えます。


スイス漆喰は、その白さという特徴から今の日本の家づくりに貢献できる効果があります。スイス漆喰を外壁に使うと赤外線の反射率が91%という高い遮熱性能で、夏でも外壁は冷たく感じるほどになります。 その効果は、室内の温度に換算すると2~3℃影響します。また、スイス漆喰は多孔質構造で漆喰の中に空気の層を作ります、そこで、熱を貯めることもできるので、今進められている高気密高断熱の住宅であればより快適に夏は涼しく、冬は暖かく暮らすことができます。