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減農薬有機肥料栽培で育ったい草は一般のものと比べて耐久性や弾力性に優れ、い草特有の青さも長持ちします。い草の長さも135ｃｍ以上のものだけを１本１本、丁寧に選別し選りすぐられた良いものだけを使用します。そのため普通のい草と比べて色の退色が遅く、徐々にきれいな深い飴色へと変化していきます
。
従来方の化学肥料を用いた栽培方法とは違い、10〜15年程前から、牛糞、鶏糞、油カス等をふんだんに使い、化学肥料は、10分の1程度で、よりきめ細やかな土壌を作った上で（有機質の土壌）栽培することです。
◆原料となるい草は、栽培が難しい高品質の品種を使っています。
◆手間はかかりますが、自然な有機農法で栽培された、い草です。
◆い草1本1本を丁寧に選別し、良いものだけが畳表の原料となります。
◆昔ながらの手織り畳表の風合いを再現しました。
◆水田はいずれも、10年以上減農薬有機肥料により栽培されたものを使用。
有機肥料（牛糞、鶏糞、油カス、もみ殻等）をブレンドし、化学肥料は通常使用料の10分の1程度です。自然に近い状態で栽培しますので、い草の耐久性と輝きが際立ちます。
左：減農薬有機肥料を使用。
右：普通の肥料を使用。
有機肥料をふんだんに使った土壌で根の張り方にも違いがでます。養分を吸収しやすく、1本1本が太くまた数も多く長いのが特徴です。
化学染料を一切使用しません。天然の岩石を細かく微粒子状にした染土を使用します。
選別は、い草1本1本を手作業でチェックし、焼けやキズがあるい草は丁寧に取り除きます。
織りは、仕上げにこだわり、ゆっくりと織り機をまわし、丁寧に織り上げます。普通の表は日産約15枚ですが、この表は日産約7〜8枚です。
い草自体に強い粘りとコシがあり、耐久性に優れています。普通のい草と比べて色の退色が遅く、青々しさが長く残ります。3年後5年後と月日を追うごとに畳表の色が飴色へと変化し、より気品が増します。
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